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2008 年 8 月 のアーカイブ

ニキータ

2008 年 8 月 8 日 金曜日

深夜のパリ薬局麻薬中毒の少年少女達が金欲しさに乱入し、店主はを持って1階の店舗に行くと、そこには店主の息子とその悪友達がいた。店主の説得むなしく、そして警官隊が到着した事によって銃撃戦が始まった。彼らは全て警官隊からの銃弾に倒れ、一見静まり返った店内を警官の一人が調べていると、レジの下に一人の少女、ニキータが蹲っていた。警官が声を掛けると彼女は床に転がっていた銃を手に取り、警官の顎に突きつけ発射する。

警察署。ニキータの取り調べで、名前を聞かれても何も答えないニキータに業を煮やした警官が頬を殴る。そして彼女は机の上に転がっていた鉛筆を手に取り、名前を書くのかと思われたが、唐突に警官の手を鉛筆で突き刺し、ニキータ、と絶叫した。

警官殺しの罪で終身刑が宣告され、輸送のために薬を打たれながらもニキータはママを呼んで、と言い続けた。そして目が覚めると殺風景なベッドルーム に入れられており、そして政府の秘密警察官を名乗るボブが現れた。彼女はそれまでの自分の記録を消され、別の人間として政府に雇われた暗殺者としてここで 訓練を受けて生きるかそれとも死ぬかの選択を迫られた。ボブはそれだけ伝えると部屋を出た。そして戻ってくると部屋にニキータはおらず、ボブが部屋に入る とニキータはボブを椅子で攻撃、そのまま彼を人質にして逃げ出そうとするが、出入り口でボブに脚を撃たれる。

別の人間に生まれ変わり、ここで暗殺者としての訓練を受ける事になったニキータはめきめきと頭角を現し、ボブの目に狂いが無かった事が証明された。自分の部屋はスプレーで精一杯落書きをし、柔道の教官の耳に噛み付いたりと暴れる一方だったニキータを、唯一の女性職員アマンダは女としての部分を磨いた。

数年後ニキータの誕生日の日、ボブはニキータを連れて街のレストランに行き、そこで綺麗に飾り付けられた箱を渡す。プレゼントかと思い喜び勇んで箱 を開けるが中には拳銃と銃のカートリッジが入れられていた。驚くニキータをよそにボブは淡々と、後ろの席に女とボディーガードを連れて食事している男を殺 せ、これが殺し屋としての初仕事だといい店を後にした。ニキータは銃とカートリッジを身に着け、言われるがままに彼らを殺し、そして男性用トイレに行っ た。ボブはそこにある窓を脱出に使え、と言ったからだ。だがしかし窓はレンガで塞がれており、ニキータは殺した男の部下達と厨房で銃撃戦になる。

ダストシュートから辛くも逃げ出し、大雨の中を裸足で走って秘密訓練所に戻るとボブはニキータの洗練された部屋で彼女の帰りを待っていた。怒りのま まに拳を振るうニキータを何とかかわし、今日でここでの生活は終わり、明日からは別のアパートでジョセフィーヌという名前と看護師という職業を持って暮ら せ、とボブは告げた。

生まれて初めての一人暮らしに困惑するニキータはスーパーでこじゃれたパリジェンヌの後をつけまわして彼女と同じものを買い、おっかなびっくりに一人暮らしを始めようとしていた。会計の時にレジに立っていた男と恋仲になるが、それでも暗殺者としての仕事は与えられる…。

グラン・ブルー

2008 年 8 月 8 日 金曜日

イタリア人フリーダイバー、エンゾはある男を捜していた。ギリシアの海辺の町で育ったエンゾはガキ大将で、誰よりも素潜りが得意だったが、彼が唯一認めていたのが、潜水夫の息子である一人の気弱そうな少年だった。
ニューヨークで働く保険調査員ジョアンナは、自動車事故の調査でペルー・アンデス山脈の高地にいた。そこで彼女は、氷結した湖に酸素ボンベもなしに潜水していく一人のダイバーに出会う。ジャック・マイヨール。彼こそがエンゾが捜していた少年の成長した姿だった。
シチリア島タオルミナで開催されるフリーダイビング競技会。エンゾ、ジャック、そしてジャックを追ってやってきたジョアンナの3人が出会い、運命の物語が始まる。

レオン(Léon)

2008 年 8 月 8 日 金曜日

レオン(Léon)ニューヨークチャイナタウンに程近いイタリアン・レストランで殺し屋のレオン(ジャン・レノ)が元締めであるトニー(ダニー・アイエロ)から仕事の依頼を請けていた。ターゲットは最近トニーのボスであるモリッツォのテリトリーを荒らしている新興ギャングのボスで、毎週火曜日にニューヨークに訪れていた。トニーがレオンに火曜日の予定を聞くとレオンは火曜日は自由だ、と答えてコップ一杯の牛乳を飲み干し、自分のアパートへと戻っていった。アパートに戻ると吹き抜けになっている階段で隣室に家族と共に住む少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)が煙草を吸っていた。彼女は後ろを通り過ぎようとしていたレオンにハイ、と挨拶をし、レオンは振り返った。マチルダの顔にはやけに新しい痣があり、彼女はそれを隠そうと顔を背けた。レオンがどうしたのか、と尋ねると彼女は自転車で転んだだけと主張した。

翌火曜日、レオンのターゲットがいつものように部下を引き連れてニューヨークにやってきていつものホテルで部屋を取った。ホテルの部屋では少女娼婦が 彼を待っており、彼は部下に一時間だと伝えると人払いさせ、少女娼婦とベッドを共にした。一時間後、事が済んでベッドの上で寛(くつろ)いでいたボスに一 階で警備をしていたトントから無線連絡が入り、トントは客が来た、これから上に向かうと言うと無線からは耳を劈く音が聞こえて音は途絶えた。ボスは慌てて 裸にバスローブを羽織り、別室で待機していた部下に危険な客が来たと告げた。途端に部下は全員臨戦態勢を取り、一部の部下は慌てて麻薬をアタッシュケース に詰め込んだ。新興ギャングの抵抗空しく部下は全て皆殺しにされ、一人残され切羽詰ったボスが慌てて警察に連絡しようとすると背後から首元にナイフの刃が 当てられた。レオンはボスに今すぐ電話を切り、この番号に電話を掛けろと指示をした。電話の相手モリッツォはもう2度とこの町に戻ってくるなと警告し、レ オンにもう2度とこの町には戻ってこないと誓わせた後で開放しろといって電話は切れた。レオンはボスに誓わせると彼を解放し、ホテルを後にした。

レオンがアパートに戻ると隣室では激しく言い争う声が聞こえ、マチルダはまた吹き抜けの階段で煙草を吸って父親と客人との言い争いが終わるのを待っていた。マチルダの父親は麻薬の売人で、麻薬を卸しているボスから100%のコカインが お前に預けたら90%に落ちていた、くすめたのか、と詰問されていた。客人は明日の正午までに消えた10%のコカインを探し出せといって部屋を後にし、父 親が部屋から出てくるとマチルダは慌てて煙草を放り投げ、代わりに飴を咥えた。だが勿論臭いは誤魔化せず、父親は煙草を吸うなといってマチルダを平手打ち にして部屋の掃除をしろ、と怒鳴りつけた。

翌朝、マチルダは腹違いの姉に私の時間だからテレビを見せてと頼むとダイエット目的のエアロビクス番 組を見ていた姉はチャンネルと変えたら殴ると言い放ち相手にはしなかった。起きてきた義母に姉がテレビを見せてくれないと訴えるが義母は相手にせず、やる 事が無いなら買い物に行ってきてと言うだけだった。弟が起きてくるとマチルダは彼を優しく抱き締めた。マチルダにとって冷淡な家族の中で弟だけが可愛かっ た。洗面所に入った義母に父親は今日やばいんだ、仕事休んで家にいろと頼んだ。いつまでもテレビを見せてくれない姉に苛立ったマチルダはリモコンでチャン ネルをアニメに変え、姉は怒り来るって逃げ出したマチルダを追いかけた。お姉ちゃんが苛める、と義母と父親に泣きつくと2人は洗面所で情事の真っ最中で、 ドアを閉めろと叫ぶだけだった。姉はドアを閉め、マチルダを拳で何度も殴りつけ、チャンネルと奪うとエアロビクスを再開した。その時両親の部屋で電話が鳴 り、父親に怒鳴りつけられて電話に出ると電話の相手はマチルダが放り込まれた私立校の事務員で、このまま学校の寮に戻らないと納入された学費は全て没収さ れると告げた。母親を装ったマチルダは事務員にマチルダは死んだと告げて電話を切った。今日は仕事の無いレオンが映画館で映画『雨に唄えば』 を観てアパートに戻ると、マチルダは階段ホールで泣きながら鼻血をたらしていた。レオンはこれを、といってハンカチを差し出し、マチルダはそれを受け取る とレオンに大人になっても人生は辛いのか、と尋ねるとレオンは辛いと答えた。部屋に戻ろうとするレオンにマチルダはこれから買い物に行くからレオンがいつ も買っている牛乳2パックを買ってこようか、毎日買っているでしょ、と尋ねるとレオンはそうだと答え、満面の笑みを浮かべてマチルダは買い物に出掛けた。 その頃マチルダの父親のボスが部下を引き連れてマチルダ一家が住むアパートの部屋を訪れ、ボスであるスタンスフィールド(ゲーリー・オールドマン) は興奮剤を噛み砕き、俺がベートーヴェンを演奏してやろうとマシンガンを手に取り、マチルダの父・母・姉そしてマチルダ最愛の、4歳の弟まで無残に殺して いった。レオンはその様子をくりぬいた玄関ドアのキーホールから注意深く観察し、そして家族が皆殺しにされた頃買い物から戻ってきたマチルダに気付いた。 マチルダは何食わぬ顔で自宅前を通り過ぎ、レオンの部屋のドアベルを鳴らした。レオンは躊躇しながらもドアを開けてマチルダを迎え入れた。レオンの部屋の 中でマチルダはレオンの仕事道具、銃器を発見してレオンの仕事を悟った。家族に対して憎しみを露にしながらも泣くマチルダに何故泣いているのかとレオンが 尋ねると、マチルダはまだたった4歳の弟まで殺されたと訴えた。

翌日、マチルダが紙に書いてレオンに殺し屋にして欲しいと頼むが、レオンは戸惑った。マチルダはレオンが英語を読めない事を悟り、口でクリーナー (殺し屋のスラング)になりたいと頼むと、レオンはいくつかの銃を渡して自分で勝手にやれ、と言い放った。業を煮やしたマチルダは銃に弾を込め、窓から外 に向かって乱射した。たちまち窓の外からはけたたましい車のブレーキ音や叫び声が聞こえ、マチルダは空になった銃をレオンの目の前に置いてこれでも私はク リーナーになれないかと、凄んだ。レオンは慌ててアパートを引き払い、マチルダと共に別のホテルに移動した。レオンは元締めであるトニーにライフルを頼 み、ライフルからマチルダに殺しの技術とマナーや自分のポリシー、女と子供は殺さない、を教え込んだ。ライフルセントラルパーク内をジョギングする要人らしい男をペイント弾で狙撃し、銃の仕組みを覚えさせ、毎日の筋トレを課した。

アポロ13

2008 年 8 月 8 日 金曜日

1969年、アポロ11号により、人類として初めてニール・アームストロング船長が月面に着陸し た。その予備チームであったジム・ラヴェル船長(トム・ハンクス)とフレッド・ヘイズ(ビル・パクストン)、ケン・マッティングリー(ゲイリー・シニー ズ)は、アポロ13号の正チームに選抜された。しかし、打ち上げ直前に、司令船パイロットのケンが風疹感染者と接触していることが判明し、なおかつケンに は風疹抗体がなかったため、ケンの搭乗は認められないことになった。予備チームと交替するか、司令船パイロットのみ交替するか。判断はラヴェルに任された が、彼は予備チームのジャック・スワイガート(ケヴィン・ベーコン)と交替することを決断する。

1970年4月11日、アポロ13号は現地時間13時13分に打ち上げられた。当初の飛行は順調であったが、アームストロングの月面着陸により、国民の関心は薄れつつあった。しかし、月に到着する直前の4月13日、酸素タンク撹拌スイッチ起動により爆発が発生。酸素タンクから急激に酸素が漏れだした。酸素は乗員の生命維持だけでなく電力の生成にも使用するため、重大事態となる。

当初、事態をつかみ切れていなかった乗員や管制官たちは、途中まで月面着陸を諦めていなかったが、やがて地球帰還さえできないかもしれないという重 大事態であることを把握した。二酸化炭素濃度の上昇、電力の不足。地上の管制センターでは、管制官達だけでなく、メーカーの人間も含め、関係者全員が招集 され、対策が練られた。搭乗しなかったケンは、電力をいかに節約するかをシミュレータを使って検討、地上からラヴェルら乗員をバックアップした。残存電力 を保つため、船内は最低限の電力しか使わず、ウインナーが凍るほど寒くなるが、乗員同士支え合う。

しかし、13号がコースを外れていることが判明。原因は、酸素の噴射により軌道のズレが生じたというものであった。誘導コンピュータは電力を使用してしまうため起動できない。このため、手動噴射による姿勢制御を決断。窓の外は船外を漂うゴミと、船内の室温低下とで曇っていてよく見えないが、地球が見えた。これを唯一の目標として、手動による噴射を行い、見事に成功。

ところが、またもやコースについての問題が露見した。月面に着陸しなかったことで、土産として積み込む予定だった月の石100kg分の重量が不足していたためである。不要物を手動で移動させ重心を調整した。管制センターの計算では、大気圏進入角度がわずかに浅かったが、これは乗員に伏せられた。

やがて大気圏再突入と なるが、再突入時には通常、通信が約3分間途絶してしまう。ケンは何度もアポロ13号を呼び出すが、3分間経っても返答はない。しかし約4分後、交信が入 る。限られた資源と時間を使って奮闘した乗務員と管制センターの連携により、彼らは無事に地球に戻ることができたのだった。

ターミナル

2008 年 8 月 8 日 金曜日

アメリカジョン・F・ケネディ国際空港の国際線ロビー、入国手続ゲートでクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。ビクターの母国クラコウジアは、彼が乗った飛行機が出発した直後にクーデターが起こり政権崩壊状態に陥ったため彼のパスポートは無効状態となり、入国ビザは取り消されていたのだった。アメリカに入国することも母国に引き返すこともできず、人道的保護などの救済措置も受けられず、ただ事態が好転するのを待つよう言い渡された彼は空港ターミナルビルか ら一歩も出られないまま、無期限に過ごすことになってしまった。しかし、ビクターは驚異的な順応力を持っていたため、改装工事中のロビーに寝泊りし、小銭 を集めて腹を満たし、本を買って英語を憶えていく。空港の保安責任者フランクは、入国目的すら分からない不審な男に長く居座られまいと様々な工作や嫌がら せを行い、ビクターが自主的にターミナルから飛び出したくなるよう仕向けるがビクターは仕事を見つけ、次には仲間を見つけ、ついには恋をする。

フォレスト・ガンプ/一期一会

2008 年 8 月 8 日 金曜日

フォレストガンプ一期一会物語はフォレスト本人が過去を回想する形で、バスを待つ人々に話しかけることで進行する。

アラバマ州グ リンボウに、足の矯正機を付けたフォレスト・ガンプという知能指数の低い少年がいた。母親はフォレストを普通の子供と同じように育てたいと努力し、公立の 小学校に入学させる。初めて学校へ向かう通学バスの中、心優しいジェニーと友達になる。ある日、フォレストは同級生にいじめられ、を投げつけられていた。ジェニーの「走って!」の一声に自転車で追いかける同級生を大きく引き離し、矯正機をバラバラにしながらも目にも見えないほどの走りを見せた。

ジェニーには母がおらず、家族は性的虐待を繰り返す父だけだった。ある日、父親に怒鳴られるジェニーを見たフォレストは、その手を握って畑の中を走 り去った。その時、ジェニーは鳥になりたいと願ったが、それは叶わなかった。しかし翌日、父親の行いが世間に発覚し、ジェニーは身内に引き取られることに なる。その場所はフォレストの自宅の近くであった。

高校生になってもいじめられていたフォレストは、追いかけてくる同級生の車から逃げ切り、そのままアメリカンフットボールの試合中のコート内に進入してしまう。しかし、誰よりも速いその俊足を見込まれ、フォレストは大学に入学することができた。試合ではいつも好成績を収め、全米代表選手に選ばれるまでになり、無事に大学を卒業する。

大学卒業後はアメリカ軍に入隊した。何に対しても熱心で従順なフォレストにとって軍隊は天職であった。新兵訓練所行きのバスの中でエビ漁師になる夢を持つバッバという黒人と知り合い、共に訓練を受ける。訓練後、ストリップ劇場で働いていたジェニーに別れを告げベトナム戦争に 出征。戦地では河が入り組んだメコンデルタ地域を担当する第九師団に送られ、ダン中尉指揮の小隊に配属される。小隊は雨季の終わりに突然敵の激しい攻撃を 受け、窮地に追いやられる。フォレストは負傷した仲間を探し出し、次々と安全な場所へと運び出すが、足を失ったダン中尉を運ぶ途中で尻を撃たれてしまう。 その足でもう一度バッバを連れ戻すも、バッバはフォレストの腕の中で息絶えてしまう。

その後、フォレストは軍病院で手当てを受ける。そこで卓球の試合に誘われるが、ここでも才能を発揮し、周りから一目置かれる。ある夜、負傷したダンは、戦場で死ぬはずだった自分を生かしたフォレストに憎しみを伝え、そのまま帰国してしまう。フォレストもすぐに帰国し、母親の見守る中で、大統領から議会栄誉勲章を送られる。その後、反戦活動を行うジェニーに再会して愛を告げるが、その声はジェニーの心には届かなかった。

数年後、卓球で世界大会に出場するまでになったフォレスト。除隊後は卓球で得た資金で「バッバ・ガンプ・シュリンプ」を設立し、バッバとの約束だっ たエビ漁を始める。最初は全くエビがとれなかったが、ダンが加わりしばらくたったある嵐の夜の漁で奇跡が起きた。翌日、港に留まった周りの漁船がすべて大破する中、フォレストの漁船だけは無事に生還し、バッバ・ガンプ・シュリンプは知らぬ者はいないほど大きな会社に成長する。

バス停の隣で話を聞いていた老人は、信じきれずに呆れて去ってしまい、その隣の老婆にも作り話だと笑われてしまうが、フォレストが漁船の写真を表紙にあしらったフォーチューン誌を見せると絶句。そのまま回想は続く。

フォレストは「りんごの会社」 への投資で億万長者になるが、たった一人の家族だった母親が亡くなり、孤独な日々が続いた。そこへ突然、ジェニーがやってきて束の間の幸せを過ごす。しか し、ジェニーはすぐに去っていった。フォレストは何を思ったのか外へ飛び出し、アメリカを何度も横断するまでどこまでも走り続けた。それから少し経ってテ レビでそれを知ったジェニーからの手紙が届く。バスを待っていたのはジェニーに会うためだった。老婆に行き先が近くだと教えられたフォレストは全力疾走で ジェニーのもとへ急いだ。

崖の上のポニョ

2008 年 8 月 1 日 金曜日

崖の上のポニョ海辺の小さな町

海に棲むさかなの子ポニョが、人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。
同時に、5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある。
アンデルセンの「人魚姫」を今日の日本に舞台を移し、キリスト教色を払拭して、幼い子供達の愛と冒険を描く。

海辺の小さな町と崖の上の一軒家。
少ない登場人物。
いきもののような海。
魔法が平然と姿を現す世界。
誰もが意識下深くに持つ内なる海と、波立つ外なる海洋が通じあう。
そのために、空間をデフォルメし、絵柄を大胆にデフォルメして、海を背景ではなく主要な登場人物としてアニメートする。
少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。

宮崎 駿

あらすじ

崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。
アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。

宗介のことを好きになるポニョ。
宗介もポニョを好きになる。
「ぼくが守ってあげるからね」

しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。

人間になりたい!
ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。

危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。
海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。
海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう――。

少年と少女、愛と責任、海と生命。
神経症と不安の時代に、宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。